Analog Devices Inside
先日カミさんがamazon.comに注文して手に入れたのが、これ。ある出来事で落ち込んだ長女を慰めるために買ったそうですが、説明書を読むとゲーム機を傾けて操作する機能があるようです。おそらく加速度センサ(さすがに水銀スイッチは使っていないでしょう)内蔵であることは容易に推測できますが、中身を見てみたくなり分解することにしました。
何と加速度センサは秋月電子で扱っているものと同じ(パッケージは違いますが)、ADXL202 でした。\3800-のカセットに、エライ高い部品を使っています。任天堂はさすが太っ腹。(or 買い叩き方が上手)
あと、写真右上にはMASK ROM、その下はセーブデータを保存するシリアルEEPROMがあります。左下はロームのカスタムチップのようです。さすがに昔のカセットのようにDIPのMASK ROMがデンと実装されてはいませんでした。
コメント
このゲームは、ゲームボーイ本体を傾けたり、加速度で操作します。
実際にプレイすると、ゲーム自体はマリオブラザーズのようなものですが、その操作性は、ファミコン時代を知る人は、感動しますよ。
プログラムとしても、興味深いです。これが、GBAでさくさく動くのはすごい。しかも、GBA本体価格も今や1万円以下です。
投稿者: 山の組 | 2005年03月20日 12:08
技術の発展は凄いです。一世を風靡したファミコンも、既に1Chip化されたパチものが出回っていました。ハード屋さんって虚しいものです。
それはそうと加速度センサですが、秋葉原の千石電商で同じパッケージの製品を扱っています。お値段は何と\4500-でした。これじゃあゲームカセットより高いです。本当にモノの値段はワケわかりません。
投稿者: kennel | 2005年03月20日 17:58