蒸気機関車に乗る小旅行 - 真岡鉄道その1
ゴールデンウィーク二日目。せめて家族で一泊旅行でもと考えていたのですが、海外出張から帰って以来ダラダラと過ごしてしまいました。そのため宿の手配は完全に出遅れ、気が付いた時には値ごろ感のある観光地の宿はどこも予約で一杯でした。
連休を怠惰に過ごすと家族の信頼を失うと言う経験から、何はともあれ日帰りの旅行を計画しました。長女と次女のリクエストには温泉と新幹線、そして蒸気機関車というキーワードが載っています。日帰りで行けそうな範囲で、なおかつまだ行ったことの無い場所を検討した結果、栃木県の真岡鉄道沿線に出かけることにしました。
4/30 5:30AMに自宅を出発します。次女と長女の準備が懸念でしたが、すんなりと時間通り起床してくれました。どうやら休日には別の起動プログラムが実行されるようです。今回のような日帰り旅行では、カミさんは「性格的に無理」、三女は「体力的に無理」があるのでカミさんと三女は自宅で休養の予定です。東京発6:44AM発の、やまびこ151号で小山へ向かいます。朝ご飯は車内で食べるので長女と次女はサンドイッチ、私は釜飯弁当を買いました。
小山駅で水戸線に乗り換え、真岡鉄道の接続駅である下館に到着しました。怪しげな配色のディーゼルカーがホームに入選していますが、この外観は一般公募で決まったそうです。片側運転台なので車両の先頭部分には鉄ちゃんとおぼしき高校生の一団が陣取っています。
のどかな田園風景の中を汽車は走り、最初の目的地である益子に到着しました。さすが益子焼の地元なだけあって、トイレのサインも焼き物です。ここで日帰り入浴のできる宿を探し、タクシーでそこへ向かいました。