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長女の夏休みの宿題である自由研究ネタを漁っていると、、隣駅の池袋駅近くにザリガニが大量に繁殖している池があることがわかりました。その名は池袋の森。場所を調べてみると、池袋北口から少し歩いた危険地帯の中ほどにあります。夏休み最後の日曜日、怪しげな看板を巧みに避けながら現地へ行ってみました。
上の写真はトンボ池です。ここはザリガニが繁殖する前はトンボがよく卵を産みに来たことから、そのような名前になったとか。現在はザリガニの大発生により、ほとんど裸池の状態になってします。
園内にはザリガニに食べられてしまわないよう、メダカをトンボ池から隔離していました。黒メダカもいるようです。
上の写真は会場内で撮影した毎年恒例の無料ジャンクです。結構人が群がって目ぼしいジャンクを漁っていました。最終日の閉会間際、ガラクタを持って帰りたくないグループの苦肉の策です。
例年通り駐車場渋滞を避けて、3時過ぎには早々に撤収です。おかげさまで、今年のハムフェア出展も無事に終わりました。捨てる神あれば拾う神あり、不用品は喜んでもらってくれる新たな持ち主の元へと渡ることになりました。ちなみに今年のハムフェア収穫は以下の品物です。
1. NI製PCI-GPIB \7k- x 2
2. アルファベットニキシー \500- x 2
他にVFD多数とヒートシンク付きファン(水槽冷却用?)を入手しました。しかし昔はよく三日も展示したものです。この歳になると体と気力が持ちません。(笑)
搬入作業が早く終わったので、同日開催のJAM(国際鉄道模型コンベンション)に立ち寄りました。高齢化が進むハムに比べ、子供の姿を多く見かけるJAMはうらやましい存在です。開催も三日間開催+屋外展示の豪華版です。
何はともあれ木曽モジュール倶楽部を見物。濁川線の三角トラスやら、センス良く模型化していました。
こちらは屋外展示の羅須地人鉄道協会です。2-footerのマフ・ポッターとナベトロを展示していました。まさかこんなところで蒸気機関車の油煙にまみれるとは思いませんでしたが、鉄道模型を飛び越した実物展示です。
今朝からようやく基板製作に取り掛かりました。右の基板は12Vを5Vと200Vに変換する電源部、左はPICを使用した制御部及び表示部です。基本的な構成は前作と同じですが、桁数が増えたこととLED制御の追加により一回り大きな基板を使いました。
電源部は容量の問題で悩むのが嫌だったので、以前genpin.comで購入した12Vから100Vへ昇圧するDCコンバータを二個直列にしています。念のため鈴商で購入した22μF/400V電解を出力に入れてありますが、電撃に要注意です。
制御部まわりは進捗30%。5VとGNDの引き回しは完了。一部ロジック配線の手を入れたところで時間切れになりました。8桁+αのFirmも作らないといけないし、頭が痛いです。呑んだくれた時に現れる小人さんに頼るのもいいのですが、左右裏表をよく間違えるのが難点です。
旅行二日目。昨晩は呑んだくれてしまって早寝したせいか、今朝はすっきりと早起きしました。
早起きついでに近くを散歩することにしました。上の写真は千頭森林鉄道の残骸・寸又峡温泉口バス停近くの駐車場に展示してある三協製DLと客車、運材台車です。配色がなかなか派手ですが、屋根のおかげか錆も少なく保存状態は良いようです。
上の写真左は今回泊まった宿です。狸の看板が目印。右は朝食ですが、ちょっと食べ過ぎかも。水が良いせいかメシうまいです。
何はともあれ、腹ごなしに近くを散歩することにしました。寸又峡温泉から延びる千頭森林鉄道の廃線跡は約90分程の散策コースになっているようです。入り口の管理事務所(?)にはスタンプと鹿の角や頭蓋骨等が展示してありました。
しばらく登り坂を進むと、「天子トンネル」が見えてきました。入り口に立っている看板によると、冬になると寸又川上流より吹く「天子の鬼の風(龍神の風)」にちなんだ名前だそうです。この風に触れると無病息災がかなえられるそうです。
トンネルを抜けると「夢の吊橋」へ進む迂回路が見えました。こちらへ行くと対岸へ渡ることができます。吊橋へ進むルートへは勾配がかなりキツイようです。看板には脅し文句が並んでいましたが、眼下遥か下方につり橋が見えます。
MISTに出てくるような階段を進み、夢の吊橋へ到着。渡り口には「吊橋の定員は10名です」と書かれています。
上の写真は吊橋中央から眺めた下流側(左)と上流側(右)です。湖面はチンダル現象で綺麗な青色に見えます。そうそう、この大間ダム湖の愛称は「チンダル湖」だそうです。この橋の中央では「若い女性が恋の成就を祈るといいことがある」そうです。私は若くも無い野郎なので、下手にお願いすると祟りがあるかもしれません。とりあえず無心で吊橋を渡り切りました。
対岸に到着。反対岸にあるように吊橋の支柱に注意書き「11人以上の通行は危険です」が書いてあります。なぜ微妙に文言を変えているのか全くの謎でした。
ほっと安心するのもつかの間、またMISTのような登り階段です。ヤレヤレ。
汗だくになりながらようやく元のルートへ戻りました。少し進んだ先にある展望台には、またもや千頭森林鉄道の残骸が保存されています。これはKATOのDLと運材台車に乗った集材機。そしてモーターカーです。しばしの鉄分補給。
上の写真は「飛龍橋」。元々は千頭森林鉄道が上を走っていましたが、今は林道とダムの管理用道路になっています。
熊さんも出るようですね。そう言えば宿のフロントに「山ビル大発生」の警告が置いてありました。鹿が生活圏を広げるに伴って山ビルが拡散しているそうです。
何とか林道の入り口まで戻ってきました。森林鉄道の歴史等が展示してあるログハウスには、近くで見られる動物の剥製や怪しげな形の木を展示しています。入り口には営林署の安全規則が掲示してありましたが、模型用にはなかなか好ましいです。
宿を予定通りチェックアウトし、バスで大井川鉄道終点の千頭に向かいます。途中の道から張るか眼下に昨日通過した井川線のアプト式機関車を連結した駅が見えました。
千頭からは近鉄払い下げの「ビスタカー」で金谷へ向かいます。蒸気機関車と違って窓も広く、冷房も効いています。カミさんからは「次回は往復共にこちらにせよ」と勅命が下っています。
金谷から静岡へは満員の普通電車に乗りましたが、動き回れない三女は途中から絶叫モードに。何とかあやしながら静岡駅に到着しました。上の写真は帰りの新幹線社内で買った駅弁です。ビール飲みながらほっと一息。家族揃って無事に家に到着しました。
恒例となった夏冬の家族旅行ですが、今回は寸又峡温泉に行くことにしました。切符や宿の手配は例によって私が。カミさんは、もっぱら子供の世話を言い訳に、準備には全く非協力的です。いい加減に慣れましたけど。(笑)
寸又峡温泉は金谷から大井川鉄道に乗り換え、終点の千頭からバスで一時間ほど走った先にあります。前評判は「東京からは遠い」とのことでしたが、ゆっくり新幹線や蒸気機関車に乗って移動するのも風情があります。
とりあえず大井川鉄道金谷駅にある売店で食料と飲み物を調達。SLマークの付いたものを買っていたら、知らずにワンカップなぞを手に握り締めていました。(後述)
能天気な三女。環境の変化にも全く動じず、自己の欲求を追求しています。
往路は時間が合ったのでSL急行に乗ることにしました。発車10分前になると、後ろに補機を付けたSL編成が入線してきました。
レトロな客車の中を眺めると、天井には「日本国有鉄道」というプレートの付いた扇風機が回っています。SL急行は冷房はありませんので、乗客は窓から入る風で涼を取ることになります。
これは今回買った駅弁の「大井川ふるさと弁当」と「茶飯べんとう」。一部共通のおかずが入っていますけど、飲兵衛にはなかなかいいメニューです。
長女と次女は大井川を眺めながら、何やら上機嫌でした。
乗車後約1時間10分で終点の千頭に到着です。前回の大井川鉄道訪問時は千頭で引き返しましたが、今回は時間があるので井川線に乗車してみました。
井川線はトロッコ列車と言われるだけあって開放感のある車両で急勾配/急カーブを通過していきます。乗り物酔いする人は辛いかもしれませんが、久しぶりに森林浴ができました。
途中長島ダムの前で、国内唯一のアプト式機関車の牽引になります。このアプト区間だけ電化されていて、井川線の通常編成に比べればかなり大柄な電気機関車を連結します。
こちらが長島ダム。さすがに列車を降りてうろちょろする元気無しでした。
長島ダムのダム湖に浮かぶ奥大井湖上駅です。ここは井川線しかアクセスの手段が無い孤立した駅ですが湖上を渡る橋に遊歩道があり、ここで降りて散策する人が多いようです。
先の接阻峡温泉で井川線を折り返しました。千頭に到着し、バスに乗り宿泊地である寸又峡温泉に到着。乗り換えが厳しいので添乗員(俺)の心休まる間がありません。
上の写真は宿の入り口近くに置いてあったレコードチェンジャーです。昔はどこでも見かけたのですが、最近はめっきり見かけませんね。
とりあえず晩飯を食って、
子供達はフロントでもらった花火に満足しつつ、無事に一日目を終えました。子供達+カミさんを追い立てるのに消耗した一日でした。
長女曰く、今日は海釣りの約束をした日だそうです。そんな事はすっかり忘れていましたが、既にラジオ体操後の時間では釣りに出かけるには遅すぎます。また、次女は乳歯の抜歯でひと悶着あり、ご機嫌取りよろしく長女と次女を花やしきへ連れ出すことにしました。
上の写真は浅草駅から花やしきへ向かう途中の浅草寺。涼やかな浴衣姿の女性や、やたらと露出度の高い海外からのお客さんが目に付きます。
これは今回初挑戦のお化け屋敷。歴史は古く、しかも曰く付きのようです。子供達にはちょっとかわいそうでしたが、お化け絵本が大好きな次女がどう反応するか興味がありました。
何とか二人で入るよう説得しましたが長女と次女がその気になった矢先、中から大泣きして出てきた小学生低学年とおぼしき男の子を見て怖気づいてしまったようです。仕方なく私も一緒に入ることにしましたが、2/3程度進んだ場所で子供達はパニックモード。私は色々と見たいのでゆっくり歩きましたが、感受性の強い長女は目が赤くなっていました。後でわざとゆっくり歩いたと、恨み言を言われました。(笑)