災害は忘れた頃にやってくる
先日Movabletypeにログインしようとすると、以下のメッセージが...
慌ててメールをチェックすると、このWebを設置しているProhostingからシステムのハードディスク障害が現地時間3/29 8:30AM に発生したというお知らせが入っていました。(Prohostingは北米Utah州のLake Utah東岸にあります) 一応バックアップからシステムをリストアして障害は復旧したそうですが、一部のデータが消えているとか。何やら私が見舞われた問題と関係がありそうです。
念のためサーバ上のデータベースをバックアップと比較してみましたが、ファイルの破損は無さそうです。googleでMovabletypeのログイン不具合情報を検索してみると、Berekley DBのバージョン不整合に症状が似ていることがわかりました。とりあえず初期と現在のバージョン情報を比較してみると、
Original : Version 1.804
Current : Version 1.811
一応ビンゴのようで、この場合データベースを更新することで対応が可能なようです。早速サポートに変換を依頼しましたが、一晩返答を待っている間にサーバのメンテナンスcgiからコマンドが直接出せることがわかり、自分でデータベースの更新を試してみました。具体的には /db で db_upgrade *.db *.idx を実行するだけで、作業は一瞬で完了します。
その結果、何とすんなりログインできるようになってしまいました。結局データは破損しておらず、ハード障害に伴って更新されたBerekley DBのバージョン不整合によりデータベースが読めなくなっていただけのようです。
しかしいつも返答の早いProhostingのサポートですが、今回は全くメールの返事がありません。元々一般ユーザだけではなくE-Commerceにも力を入れていたようなので、金銭が絡むサイトの対応に追われているのかもしれません。きっと週末も稼動なんでしょうか。