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ヤゴを観察してみる

 先日某所から分けてもらった黒メダカの卵ですが、孵ったはずの稚魚が見当たりません。注意深く水槽の中を観察すると、小さなヤゴを発見しました。おそらく、メダカ達は彼に食べられてしまったのでしょう。ヤゴ発見時の体長は5〜6mm程度。メダカの卵の付いていた藻に紛れ込んでいたのだと思いますが、全く油断も隙もありません。

 残った黒メダカは、ある程度成長した4匹のみ。このままでは、その連中も危なそうです。ヤゴは隔離する必要がありますが、お別れの前にじっくりと観察することにしました。

DSCF3050.JPG

 被写体は上の写真のように蒸発皿に入ってもらいました。器の直径は約50mmです。

DSCF3016.JPG

 撮影は先日買ったファーブルフォトを使います。昨日加工をアウトソーシングしていたデジスコアダプタが上がってきました。話を聞くとエンドミルで加工をしたとか。さすが仕上がりは美しく、内側の面取り加工も完璧です。しかし実際に使おうとすると、思わぬ落とし穴が...

 実はTSN-DA1の追加工寸法5mmとしましたが、その寸法では固定ねじがファーブルフォトのデジカメマウント部段付き部に丁度かかってしまうのです。そのまま固定ねじを締め上げるとデジカメアダプタ全体が傾き、光軸合わせが困難になってしまいます。いやはや簡単に考え過ぎて、思わぬ落とし穴にはまってしまいました。今後暇を見つけて、最適寸法をノギス片手に検討しようかと思います。

 ちなみに検討不足をアウトソーシング先へ連絡した後、返信で送られてきたメッセージにはこんな動画へのリンクが貼られていました。(^^;

DSCF3045.JPG

 何はともあれ、デジスコアダプタを無理やりファーブルフォトに取り付け、被写体をセットします。20倍に拡大すると、このサイズのヤゴはほぼ視野一杯になりました。シャッタータイムラグが少ないというFinePix F10でも、このように動く被写体を撮影するのは結構苦労します。ヤゴが動かないよう、蒸発皿の水はかなり減らしてあります。

DSCF3051.JPG

 撮影完了後、ヤゴは屋外ビオトープに入ってもらいました。水面に浮いているホテイソウは、しばらく室内の水槽に浮かべておいたものです。根にはメダカが沢山卵を産みつけていましたから、しばらくすればヤゴは食料に困らなくなるでしょう。(卵が孵るまでの間は飢えるかも?)

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コメント

うわ!ヤゴの写真凄い。ゴマつぶみたいな幼虫ですよね?

これプリントしてトンボ資料館に持っていくと、館長さん感銘しますよ。

こんばんは、
トンボ資料館にはお世話になっているので、今度プリントして持って行きますね。
こんな小さなヤゴでも、生まれたばかりのメダカの稚魚を食い尽くしてしまうので、なかなか侮れません。

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