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2001年に帰国してからメインマシンの座を奪われていたMacですが、臨時収入があったのをいい事に最新モデルを買っちまいました。
さすがに大柄なデスクトップは目立ちすぎるので、密かにMacMiniをAppleStoreでクリック。上の写真は本体のパッケージですが、驚くほど小さいです。注文内容は以下。(AppleStoreの購入証明そのまま)
製品番号 製品名 数量
BB575JA/A BNDL WIRELESS KEYBOARD & MOUSE-JPA 1
M9270LL/A APPLE WIRELESS KEYBOARD-USA 1
MA272J/A MIGHTY MOUSE WIRELESS STANDALONE KIT-JPN 1
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Z0DN MAC MINI 1.83 CTO 1
この製品は以下のシステム構成となります:
Processor 065-6674 1.83GHz Intel Core Duo
Memory 065-6676 1GB 667 DDR2 SDRAM-2x512
Hard Drive 065-6750 120GB Serial ATA drive
Optical Drive 065-6680 SuperDrive 8x
Apple Software Solutions 065-6200 None
MAC OS LANGUAGE J065-6752 Mac OS X-JPN
Country Kit J065-6682 Country Kit-JPN
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注文は9/22で、注文画面のままの仕様だと24H以内の発送でしたが、HDDとMemoryを変更したので到着は9/28でした。ぽちぽちとカミさんのPowerBookG4に間借りしていたデータを移行していますが、早速HDDの遅さが気になります。しばらく気にしないで使うつもりですが、そのうちSATAのケーブルを引き出して3.5inch 7200rpmのHDDを増設してしまうかも。
そうそう、付属ソフトですが、まだロクすっぽ使っていません。SafariはGoogleのパーソナライズドページに表示されるGMAILが文字化けしてしまうので、FireFoxをインストールしました。まだまだ楽しめそう...
18日間の滞在を終え、ようやく帰国することになりました。海外出張で延長が無い二度目の滞在になります。最大延長記録はBoston滞在の2週間→3ヶ月でしたが、この時は9月到着で季節の変わり目だったので長袖シャツやセーター、マフラー、革ジャンなどを買い込みエライ出費だったことを覚えています。
朝6時半にチェックアウト。18日間の滞在で、国際電話(1040P)、クリーニング(7989P)、インターネット代金(5600P)の個人出費でした。中でもクリーニング代約8000P(約2万円)は高過ぎ。北米滞在中みたいに、ホテルの中や近所にコインランドリーが無いというのは厳しいものがあります。
出発に間に合うよう、余裕でニノイ・アキノ空港に到着。結局ゲートにたどり着くまでにターミナルビル入り口、出国手続き後、出発ゲート直前の計三回もセキュリティチェックがありました。二回目のチェックはお立ち台の上に乗り、両手を水平に上げ係員が念入りにボディチェックするというものです。(男女別) 安全の代償とはいえ、面倒くさい...
機内に乗り込み、定刻に離陸。機内サービスでは往路で我慢したお酒を頼みました。フィリピンでは近くのスーパーではブランデーしか売っていませんでしたから、18日ぶりのウイスキーです。(しかもダブル)
普通に機内サービスを食べます。この後急に睡魔に襲われ寝入ってしまいました。やはり朝も早けりゃ夜も遅い、しかも土曜出勤という生活で慢性睡眠不足になっていたのかもしれません。普段は不眠気味なのですが、気が付いたら降下開始のアナウンスが流れていました。
着陸後、入国手続きへ。現在フィリピンではマニラ近郊も含めデング熱が流行しているそうです。入国手続き時には検疫へ提出する黄色い書類を書かされました。現地でも新聞等で注意を喚起していたようです。
今まで書く機会がありませんでしたが、興味を引いたフィリピン情報を以下に列挙します。
・自殺率
日本は10位24.1人/10万人、フィリピンは83位2.1人/10万人 (フィリピンの自殺率は日本の1/10以下)
・平均寿命
日本は男性78.5歳、85.5歳、フィリピンは男性65歳、女性70歳 (フィリピンでは乳幼児死亡率がまだ高い)
・フィリピンの犯罪傾向
「生活型」、「真剣勝負型」及び「凶器所持型」 (犯罪の成否に自分や家族の生活がかかっている。日本では親殺しや子殺しが目立って多い。)
フィリピンでは一部で現在の日本で言われている問題が逆に見えているようです。
今日のお昼メニューはローカル食三件目、「Kushina ni Maruja」(お店の名前)です。今回はお魚メニューを選んでみました。
左上は白身魚のフライで、魚の名前は"Bangus"。から揚げのような味の衣が付いています。これにカラマンシーをかけてみました。これはフィリピンを代表する果物で、至るところで付け合せとして出てきます。ライムのようにビールに入れても良いし、ジュースにするのもいいでしょう。見かけや味は沖縄のシークワーサーに良く似ています。
左下の野菜は空心菜のしょうゆ味炒め? 現地での呼び名は"Kang kong"です。ちと濃い味ですが、大目のカップライスと一緒に食べると、OK。スープもお澄ましのようで、成功メニューでした。
最初に到着したシュノーケリングポイントで昼食を食べることになりました。時刻はお昼を少し回ったところ。久しぶりに泳いで、かなりの腹ペコ状態です。
まず、浜辺にあるテーブルの上に並べられたのはバナナ。まだまだ序の口。ビールを飲みながらお弁当を配ります。
お弁当と言われた包み(タガログ語の新聞で包んである)を開けると、バナナの葉で包んだお弁当が顔を出しました。ちょっとドキドキしてきたかな。(^^;
で、バナナの皮を開けて出てきたのがこちらのお弁当。左側は焼いた皮付き豚肉(毛は取ってありました)と、写真上側は焼き鳥。右側に見える紫色の物体は塩水に漬けたと思われる卵。殻だけ着色してありましたが、かなり塩辛く半分しか食べることができませんでした。右下はトマトです。これら四種類のおかずがご飯に埋め込まれています。
結局卵半分を除いて、お弁当は完食。異文化体験ができたのは思わぬ収穫でした。一回はいいけど、続くと結構辛いかも。(笑)
私事で恐縮ですが、今年の夏はどこにも行けませんでした。海水浴に行くでもなく、登山に行くでもなくダラダラしている内に8月が終わってしまいました。そのリカバリーという訳でもありませんが、折角南国に来ているのだし、ダイビングで有名(?)なAnilaoへ行ってみることにしました。
到着したのはPacifico Azul Resortです。ここは日本人経営のダイバー向けコテージで、お客さんはほとんど日本人のようでした。到着後、カフェに入ると長淵剛やオフコースがかかっています。上の写真は、そこに掲載されていたダイビングスポットのマップ。
朝食後、とりあえず出航。
上の写真は、最初のシュノーケリングスポットへ向かうところです。ここは無人島で静かなビーチなのですが、かなり珊瑚が死んでいて残念な光景でした。買おうか迷った水中ハウジングは結局買わずじまい。海中で熱帯魚と戯れて、ちょっと水中写真が撮れないことを後悔しました。
何はともあれ、適当に水中散策をした後昼飯のお弁当を食べます。詳細は後のエントリーで説明予定。
一応綺麗な南国の雲を撮影しました。日焼けで背中や肩がヒリヒリ、肩関節は筋肉痛です。(上半身で泳ぐタイプなので) この後別のダイビングスポットへ行きましたが、水深もあったしサンゴも綺麗だったし満足でした。上陸後、一本呑んだビールでくらくらしました。
以前Philippines出張に来たときは果敢にローカル食を試してみたのですが、あるメニューを食べて大変なこと(スパイスが合わずにお腹壊した?)になったので今回は日本食ばかり食べていました。とりあえず現地の水にも慣れたと思われたので、今日からローカル食に再挑戦することにします。どうもフィリピンのメニューは日本人には馴染みが無く、外見で口に合うかどうかを判断しなければいけません。
上の写真は訪問先の社食(CANTEEN)に入っている「CATERPROF」の(お店の名前)メニューになります。左上はニンジンとジャガイモ、チキンの肉とレバーの煮込み。現地での呼び方は「Chiken Menudo」です。味は... 何とも言いようがありません。
中央上は豚角煮(みたいなもの)の「Buto-Boto」です。一口食べたところ味は薄塩で、結構まともかな?と思ったのですが、実は料理に使っているのが皮付きの肉で、豚皮に残った毛がチクチクします。ローカルに聞くと、残った毛は気にしないとか。日本人が刺身に付いていると鱗を気にしないのと同じ感覚なんでしょうか。
右上はスープになります。チキンやポーク、ビーフが色々と混ざっているとか。塩味ではなく、酸っぱい味付けでした。何はともあれ、お腹は正常。何とか全メニューを制覇してみたいと思います。
アジア一帯や北米で使えるGSM携帯には以前から興味がありました。日本や韓国では使えませんが、こいつは調べれば調べるほど胡散臭くて面白そうです。来週は今回の訪問先に出張者が増え、会社で貸してくれる携帯電話が足りなくなりそうなので、これを機会に自分用の携帯電話を購入することにしました。
日曜日、現地の駐在員に携帯電話が買えそうな場所を案内してもらい、やって来たのがGreenhills Shopping Centerです。1Fは衣料品やバッグ、時計等を扱っている店が軒を並べており、Omegaの時計は1500P(日本円で約\3500-)で売っていました。私は本物だろうが偽物だろうがブランド品はあまり興味が無いので、携帯を扱っているという2Fへ急ぎます。
で、上の写真は携帯を扱っていると一角の様子。ショーウィンドウの中には中古携帯が並んでおり、店員のお姉さんが携帯をバラして綺麗にしています。これは秋葉のガード下以上の怪しさですよ。
ふと横を見ると、携帯を修理するというお店が並んでいます。中を覗くと半田ごてにアナログテスタ。机の上には、二個一にしたと思われる携帯基板のジャンクが山と積まれていました。
調子に乗って、同日怪しいDVDショップも見に行くことになりました。あるショッピングモールの一角、DVDを扱っているお店が並んでいます。先に携帯を買ったGreenhillsからは、この手の店は一掃されたようですが、まだまだ逞しく生き残っています。我が家はテレビが無いので冷やかし程度に店先を眺めてみましたが、大体DVDの映画は一本70P(\160-程度)でした。これってメディア代にもならないんじゃないでしょうか。もう絶句するところです。
最後になりましたが、結局買った携帯はNokiaの3120です。Tri-Bandで北米でも使え、カラーLCDの付いている一番安いモデル。お値段はSIM付きで最初の値段が4000P、散々値切っても3950Pにしかなりません。日本円では大体\9000-程度でしょうか。ちょっと高いような気がしますが、まあ勉強代でしょう。
土曜日は綺麗な夕焼けを見ながら訪問先を後にします。ようやく週末がやって来ました。
ドライバー付きの車で高速道路を飛ばしていて思うのですが、何でこちらの人たちは歩くのはゆっくりなのにハンドルを握ると飛ばすんだろうと。今日のドライバーはハイビームのまま、ジプニーやトラックを蹴散らしていました。さすがホンダのアコード(海外仕様)です。ヤレヤレ、本当に生きた心地がしません。
とりあえず晩飯として日本人同士ツルんでラーメン屋で軽く飲み始めました。場所はManilaにある「一番館」。上の写真は、飲み始めの一杯。Philippinesのビール、Sam Miguelです。こちらではビールを注文すると、時々冷えていないことがあります。あらかじめ冷えているのを頼むのですが、それでも無理な場合は氷が一緒に出てきます。気にしちゃいけません。
一通り飲み食いして、最後に注文したのは上の写真「一番館ラーメン」。さっぱりのしょうゆ味に、ちょっと心が休まりました。(笑)