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ヒキガエルの卵観察日記・番外編

 ヒキガエルの卵観察が一段落し、室内の水槽の中ではオタマジャクシが活発に泳ぎ回っています。一方池袋の森に設置した隔離水槽ですが、本日卵塊を受け取るついでにの様子を見ると、ようやく一部が二日目の状態のように卵塊から卵が脱出している状態でした。

 また、トンボ池を見ると、さらに卵塊が産み落とされていました。よく見ると、まだ白黒の産み落とされてから間もない卵も含まれるようです。

DSCF5315.JPG

 上の写真は、その白黒の卵を顕微鏡撮影したものです。白い部分は植物極で、一日と経たないうちに黒い部分の動物極に覆われてしまいました。

DSCF5306.JPG

 なお、トンボ池の卵塊ですが、一部を次女が通う小学校に引き取ってもらいました。卒業生(私も)にはお馴染みの、ライオンの口から水が出ている池です。学校便りによると、ここ数年オタマジャクシが見られなくなったとか。子供を取り囲む自然環境が失われたのは大人の責任。何とか回復してくれるといいのですが。

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