突然の出張で準備不足の懸念を抱えたままTCATに到着しました。確か2年前の北米出張時もそうだったのですが、便利な便利なTCATのチェックインは今回も使えません。今はどうなっているんだろうと思いながらTCAT 1Fを通過すると、以前各社のチェックインカウンターがあった場所は日本の名産品売り場がありました。もう笑うしかないです。(笑)
3Fの出国手続きをしていたカウンターはリムジンバスのチケット売り場になっていました。
何はともあれ成田空港に到着しました。以前Dallasの空港乗り継ぎで搭乗までの時間がほとんど無く、広い空港内をマラソンした経験から、今回も数時間前に空港に入っています。
さすがに暇なので、チェックイン後出国手続き前に周辺をうろちょろしました。ターミナルは一時の改装が終り、建物内は綺麗でした。あまり目立たない場所に見学デッキがあり、その近くにはこんなゲーム機がひっそりと置いてあります。
搭乗後完了後、今回の航路を確認しました。アラスカ上空を通過し、ニューヨークに至る11時間の経路です。この年になると長時間のフライトはかなり辛いものがあります。早速腕時計を現地時間に合わせました。
とりあえず例によって呑み始めます。以前はよくおかわりを頼んでいたのですが、最近は酔っ払いに対する各航空会社の警戒心からか、二杯目以降は有料になったそうです。今回利用したJALもそれに当たるか知りませんが、最後に利用したAAではそうでした。今はそれを確認する気力も無く、搭乗前の売店で買ったミニボトルを投入して二杯目としました。
搭乗一時間後に出た晩飯。やはりJALだから味に不満は無いのですが、アメリカの航空会社に慣れた自分には何か物足りません。おかずをつまみながら、再びワインのミニボトルを一本空にしました。
最近の機内では、機外カメラで外の様子を眺めたりGPS Mapで現在位置を確認できるようになっています。そこで表示される日本のランドマークに蔵王山がありますが、この地名って何か特別な意味があるのでしょうか。航空標識でもあるのかなと思い調べてみたのですが、はっきりとした理由はわかりませんでした。本当に謎です。
到着前に出た朝食です。パンケーキ、焼きりんごのクレープとソーセージでした。
航路Mapを確認すると、最初の到着地までもう少しです。外を眺めますが、まだらに雪の積もった単調な風景が続いていました。
New York JFK空港に到着し、米国への入国手続きを済ませました。入国係官は今までに無く無愛想/横柄です。最近の入国審査強化の影響でしょうか。あまり気にせず国内線に乗り換えるためにAir Trainで別のターミナルへ移動します。
Bostonへの移動はAmerican Eagleを使います。JFLは再開発中らしく、指示どおりにゲートへ向かうと空港の外を歩くことになりました。ゲート直前、セキュリティチェックでは靴も含めの念入りなチェックがありました。安全のためとは言え、以前の簡単な状況を知っているだけに、毎回この手続きではたまらんなぁというのが偽らざる気持ちです。
飛行機は今回始めて乗るリアジェットのEMBですが、ブラジルのエンブラエルというメーカ製のようです。本当はプロペラ機に乗ってみたかったのですが、今回は断念。
機内は新幹線より狭く、座席は1+2列しかありません。天井も低く、大き目の手荷物はカーゴスペースに預けるようになっていました。
機内サービスはソフトドリンクとスナック。スナックはプリッツェルが主成分で他の揚げ物がごちゃ混ぜになっているものです。やっぱりアメリカに来たら、こういう物が出てこないとつまらないかも。
Bostonに到着後、現地駐在員と無事に落ち合い宿へ移動しました。今回は前回の教訓を生かしてキッチン付きの部屋になっています。うるさい換気扇とエアコンの音、物足りなさが少し解消されました。